内気な性格でコミュニケーションに苦手意識があると、初対面というだけでぐーんと緊張感が高まってしまいますよね。既に仲の良い友人や家族とは気楽に話せるのに、初対面となると途端に見え方や評価が気になり余計な力が入ってしまう…。
「変に思われるくらいなら、いっそ何もしないでおこう…」と、つい守りに徹するコミュニケーションスタイルになっていませんか?
内気な性格は空気が読めたり、人に合わせる協調性に長けていたり良いところもたくさんあります。必ず直さなければいけない短所・欠陥ではありませんが、ビジネスにおいても恋愛においても人間関係は最初が肝心なのは確か。内気が原因の消極的なコミュニケーションスタイルは、どうしても相手に暗い印象を抱かせてしまいます。
- 内気を克服したい
- もし性格が内気じゃなかったら…
- 明るくコミュニケーションを取りたい
過去にひとつでも思ったことがあるならば、この機会に内気克服にチャレンジしてみましょう!
内気克服!明るくコミュニケーションを取る4つのポイント
ノーモア内気・人見知り宣言
内気な性格でコミュニケーションに自信がなくても、「人見知りで…」「内気で…」というひと言は心の奥にしまっておきましょう。口に出して宣言することで、自分で自分は内気・人見知りであることを再三言い聞かせることにもなります。また、かえって相手に気を遣わせることにもなりかねません。
自分がどんな人間かは、最終的に相手が判断すること。接し方や相手の捉え方によっては『明るい人』『話しやすい人』と思ってもらえることもあります。初対面は自分の殻を破るにはもってこいのシチュエーション。自分が人見知りかどうかの判断は相手に任せて、その場を思い切って楽しむことに専念しましょう!
無理して話さず聞き役になる
内気な人は沈黙が苦手な傾向にあります。会話が途切れるたびに「場を盛り上げないと…」「何か話さなければ…」と気負いがちですが、がんばって話そうしなくても大丈夫。焦って自分のことばかり話し過ぎると、協調性のない独りよがりな印象を抱かれてしまいます。なにより緊張した状態で慣れないことをしようとすると、余計な力が入って空まわりがち。
内気な人は親しくなるにも人一倍時間がかかります。初対面でいきなり打ち解けるというよりは、会う回数を重ねながらゆっくり距離を縮めるタイプ。初対面で『また会いたい人』になるためにもオススメなのが、聞き役に徹すること。話すのは苦手でも、聞くことならできそうな気がしませんか?
- 雑談が苦手
- 話し掛けるのが苦手
- トークに自信がない
- 他愛ない話ができない
- 何を話せば良いか分からない
ひとつでも当てはまる場合は『聞き上手』に特化した、こちらの記事も是非ご覧ください!⇒好かれる聞き上手は相槌上手!会話が弾む相槌を打つ14のコツ
話を聞くということは、相手の話し方やスキルを学び取ることもできるということ。スキルが知識として頭に入ったら、会話で試してどんどん自分のものにしていきましょう。『いつか自分も話し上手になりたい!』と思う人も、情報収集の意味も込めて聞き上手から目指してみるのもアリですよ!
分かりやすくリアクション
誰しも相手の反応を見て話をします。目の前の相手が笑ってくれたらもっと話したくなるし、楽しんでくれていることが分かれば嬉しくなる。コミュニケーションにおいて、リアクションの分かりやすさは大切な要素です。
笑うときは歯を見せて笑う、驚いたときは気持ちが伝わるようにリアクションをする。それだけでも、表情豊かな明るい印象に繋がります。初対面でお互いどんな人か分からないからこそ『分かりやすさ』を意識してリアクションを取ってみましょう。
また話を聴きながら笑ったり楽しむことで、心地良い気分になるのは相手ばかりではありません。笑顔で接することで自分自身の気分も上がり、会話自体を純粋に楽しめるようになります。楽しいから笑うのは当たり前ですが、笑うから楽しくなるというのもまた事実!
●常に笑顔じゃなくてもいい
『コミュニケーションに笑顔は必須!』とはよく言いますが、笑顔も使い様・使いどころが大切です。無表情は怖いイメージですが、四六時中全力笑顔もかえって不自然。
笑顔は大切ですが、ずっと同じ調子でキープし続ける必要はありません。笑顔を意識するよりも、相手の話に興味を持ち、同じ時間を過ごすことを『楽しむ』ことに専念してみましょう。生きていく以上コミュニケーションは避けられませんし、どうせなら嫌々よりも楽しめる方が良いですよね。
他者評価は思い込みと心得る
「○○だと思われてるんだろうな」「きっと○○と思われてるに違いない」
内気な性格の思慮深さがあいまって、初対面の相手にマイナスの印象を抱かれているような気がすることってありませんか?
誰しも初対面でいきなり嫌われたくはありません。思うままに発言できなかったり、考え過ぎて結局何も言えなかったりすることもありますよね。でも、言いたいことも言えない世の中なんてポイズン…!(言いたいだけw)
たとえ間違えても、噛んでも言葉に詰まっても、自分が思うほど実は相手は気にしていません。ミスをすることよりも、それを気にした焦りや不安が表情や雰囲気にあらわれることの方がやっかいです。『ミスした~』と思っても、堂々として大丈夫。間違えても噛み詰まっても、気にしているのは自分だけ。
上手く話そうとか印象を良くしようとか、最初から高い理想を掲げるのもやめましょう。コミュニケーションスキルのほとんどは、場数を踏むうちに少しずつできるようになることばかりなのです。
まとめ
内気でコミュニケーションに苦手意識があると、自分以外の人みんなが明るく社交的に見えることもしばしば。
しかし初対面に緊張しない人はいませんし、ましてやコミュニケーションが得意と言い切れる人なんてほとんどいません。自信がなかったり苦手意識があるのは、決して自分だけではないということを忘れないでくださいね。
自分をダメだなんて思わずに、一歩ずつマイペースに前進していきましょう。
こちらの記事もご覧ください⇒人見知りで辛い・仕事ができない人へ送る打開策【行動編+思考編】
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