モチベーションが上がらない…。仕事のやる気が低下した時の5つの対応策

私たちは人生の大半を働いて過ごします。どうせ仕事をするなら、楽しくやりがいを感じながら働きたいですよね。しかし良い日ばかりではありませんし、モチベーションは上がったり下がったりを繰り返します。気持ちの変化は自然なことですが、やる気が低下した状態で仕事をするのは辛いもの。モチベーションが上がらない状態が続くと仕事にも支障が出てしまう為、その状態をいかに早く抜け出すかが大切です。


この記事では、仕事のやる気が低下した時の対応策をご紹介します。「どうにもやる気が出ない」「モチベーションが上がらない」そんな時は、是非対応策を実践してみてください。では、さっそく見ていきましょう!

モチベーションが低下したら初心を思い出す

最初は難しく感じた仕事も、経験を重ねると徐々に簡単になっていきます。しかし仕事が出来るようになると同時にフレッシュな気持ちが失われ、同じような毎日の繰り返しを退屈に感じることも…。何をやりがいに仕事を頑張れば良いのか分からずモチベーションが低下した時は、仕事を始めた頃の気持ちを思い出してみてはどうでしょうか。

まずは「なぜ、この仕事を選んだのか」「なぜ、今の仕事がやりたいと思ったのか」仕事を選んだ理由や魅力を感じたポイントを初心にかえって考えてみましょう。仕事で初めて喜びを感じた時のことや感動した時のこと、反対に悔しいと感じたことも併せて思い返してみてください。忘れかけていた目標や、大切にしていた気持ちを思い出すことが出来るはず。なかなか思い出せない時は、仕事を始めた頃の写真やメモ・日記などがあれば目を通してみてください。また最初の自分を知っている上司や先輩に、当時の様子を聞いてみるのもオススメです。一生懸命がむしゃらに頑張っていた頃の自分の話が聞けるかも。もし新人がいる場合は、話を聞いてあげたり教える立場にまわりましょう。積極的に関わることで新人時代を思い出すことにも繋がりますし、自分の成長を実感出来る良い機会にもなるでしょう。

仕事の目標を再確認しよう

仕事を始めた頃に抱いていた希望や理想・目標を覚えていますか?目の前の仕事を忙しくこなす毎日を送っていると、目標やなりたい自分を見失いがち。まだ何も知らない真っ白な状態だったからこそ、今よりも純粋な気持ちで抱いていた理想や目標があったはず。人は何か目標があってこそ、毎日を具体的に過ごすことが出来ます。目標を意識することで、ただ忙しく”過ぎる”毎日から”過ごす”毎日に変わるのです。初心を思い返すと同時に、目標も再確認してみてくださいね。

休む時は休む!

疲れが溜まった状態では、ネガティブになりやすくモチベーションも上がらない傾向にあります。モチベーション・やる気が低下した時は、しっかり休むことも重要。しっかり食べて、しっかり寝る。この時ばかりは一旦仕事のことは忘れて、休むことに集中しましょう。仕事のモチベーションが上がらない原因が、ただ単に疲れが溜まっていたからというのもよくある話です。仕事は身体が資本。特に予定が無くても有休を使って、自分をいたわる1日を作ってみてはどうでしょうか。体調が整っている時の方が、気持ちの切り替えもスムーズに行うことが出来ます。やる気・モチベーションが上がらない時こそ、しっかり休んでみてください。

楽しみを作ってモチベーションを上げる

仕事のモチベーションが低下した時は、たとえば旅行や飲み会など楽しみになるようなイベントを計画しましょう。先に楽しみを作ることで、そこまで頑張るやる気が湧いてきます。一時的な対処法ではありますが、モチベーションが上がらない状態からは一旦抜け出すことが出来ます。やる気が低下した時に「もう嫌だ」「どうせ自分なんて」と、一人で塞ぎ込んで悶々と考えるだけでは埒が明きません。行動する動機を自分で作りましょう。楽しいことを考えながら仕事をすることで、モチベーションの低下を防ぐことが出来ますよ。

仕事を”やらされてる感”を無くす

「やれと言われたから仕事をする」「やらないと怒られるから仕事をする」という状態では、モチベーションが上がらないだけでなく、仕事にやりがいや楽しさを見出すことは難しいでしょう。仕事は誰かにやらされているのではなく、目標達成の為・成長の為・または単純に自分がやりたいからやっていると考えましょう。毎日やることは変わらなくても、自分の気持ちひとつでモチベーション低下を避けることは出来ます。その為には先にご紹介した目標の再確認が必要ですが、すぐに達成出来るような小さな目標を沢山作るとより効果的にモチベーションを上げることが可能です。

小さな目標を作るポイントは難しくしないこと。些細なことや簡単なことでOKです。誰と比べるでもなく、昨日より今日、今日より明日の自分が少し良くなるような小さな目標を作りましょう。日々の変化は他人には気付かれないほど小さなものかもしれませんが、目標を達成し続けることで自分の成長を実感出来る日が必ずやってきます。また成功体験が積み重なると、自信に繋がる+やりがいや達成感を感じながら仕事をすることが出来るようになるでしょう。何よりも、目標を達成できた時にはしっかり喜び、自分の脳に成功体験の快感を記憶させることが大切!目標達成という行動の動機を自分で作り、仕事を”やらされている感”を無くすことで、モチベーションが上がらない・やる気が低下した状態から抜け出すことが出来ます。

思い切って仕事を変える

やりがいや楽しさを感じられない仕事では、モチベーションが低下するのも無理はありません。「お金の為に仕事をする」ときっぱり割り切る人もいますが、仕事のモチベーションがお金を貰うことだけだとして、それが満足な金額でない場合「給料が安すぎる」「割に合わない」など不満やストレスは溜まる一方。お金以外にメリットを感じられず「仕事が辛い」「嫌だ」と感じる場合は、思い切って仕事を変えることも検討してみてはどうでしょうか。現在の収入に満足出来ないのであれば尚更です。

やらされていると感じながら仕事をする人にとっては仕事のトラブルや問題もただのストレスですが、やりがいを感じられる仕事であれば、同じようなハプニングに遭遇した時もポジティブに受け止め成長に繋げることが出来るでしょう。どうしてもモチベーションが上がらない・やる気が低下したままずっと変わらないという時は、今の仕事が本当にやりたいことなのかを考えてみましょう。人生のほとんどが仕事です。やりがいも感じられない仕事を嫌々やっている時間はありません。心身共に消耗するだけの仕事を嫌だと感じた時は、転職も視野に入れて考えてみるのもひとつの手段です。

まとめ

「仕事なんてどうでもいい」「なんでもいい」「頑張ったって何も変わらない」と投げやりになるのは簡単ですが、今一度自分に問いかけてみてください。今のままで良いのかと。この記事を読んでいるということは、モチベーションが上がらない現状を変えたいという強い気持ちがある証拠。なりたい自分や目標を確認し、自分の気持ちを少しずつ整理しながら一歩ずつ前進していきましょう。

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