聞き上手ってどんな人?マネしたい聞き上手の特徴をまとめてみた

  • コミュニケーション能力を高めたい
  • 人気者になりたい
  • 初対面の印象を良くしたい
  • モテたい

こんな風に思ったり、コミュニケーションについて考えたことのある人なら、1度は目にするであろう『聞き上手』という言葉。とはいえ具体的にどんな人のことを言うのかイマイチ分からない…、実際どんなことができる人のことを言うんだろう…と疑問に思いませんか?

聞き上手というコミュニケーションスキルは、人と接するときに大いに活躍してくれます。相手の警戒心が和らぎ、初対面であっても打ち解けるのも早くなります。居心地の良さから「また会いたい」と思ってもらえたり、良い人間関係をきずくきっかけになることもあります。

会話の中で違和感なくスキルを実践できるようになるまでには、やはり場数と経験値は必要不可欠。しかしその前に欠かせないのがインプット。行動を起こす前の事前準備としてこの記事が役立つはずです。どんな人が聞き上手なのか、実践の前にマネしたいポイントを押さえておきましょう!


聞き上手ってどんな人?マネしたい特徴をまとめてみた

ではさっそく、聞き上手とはどんな特徴を持った人なのか挙げていきたいと思います。「聞き上手になんてなれない…」と思っていても、高いポテンシャルを秘めているかも…?是非普段の自分と照らし合わせながら読んでみてくださいね!

人の笑顔が好き

『笑顔が好き』『笑顔が見たい』そんな気持ちが根底にあるからこそ、人と接するときの雰囲気はあかるく自然と反応も良くなります。特に表情は写し鏡。話し手は聞き手につられて表情が和らぎ、何とも言えない話しやすさや居心地の良さを感じてしまうのです。むすっと無表情の人と、あかるい表情の人を想像してみても、話したくなったり居心地が良く感じるのは確実に後者の方ですよね?

どんなテクニックよりも効果的で、話し手も無意識の内に聞き手に対する好感度が高まっていく。人の笑顔が好きな人は既に聞き上手、もしくは聞き上手の高いポテンシャルを持っている人とも言えるでしょう。

幅広いジャンルに興味関心が持てる

聞き上手な人は、どんなことにも興味関心を持って話を聞ける人。興味のあることや好きなことを前のめりに聞くのは普通ですが、聞き上手な人は特に興味がないことに対しても熱心に耳を傾けることができます。

知らないこと・興味のないことを聞くときに「仕方ない…」「とりあえず聞くか…」なんて思っていては、興味のなさが目線や相槌・表情にあらわれ相手に伝わってしまいます。相手に退屈そうにされると申し訳ないやら切ないやら、誰だって話す気は失せてしまいますよね。

聞き上手が備えているのは、興味のないことも『新しい世界を知る機会』と捉え、関心がなかったことも『興味を持つきっかけになるかも』と捉えられる力です。自身の心に嘘をつくのではなく、聞く気が起きる・興味が湧くような一言を反射的に自分に掛けてあげられるのも聞き上手な人の特徴です。

名助演ができる

聞き上手は、相手が楽しく話せるように上手く立ち回ることができる人。人生経験を積めば積むほど、誰しも知識は増えていきます。この記事を読んでいる方の中にも、人の話を聞いていて「あ、これ知ってる」「前に誰かが言ってたな…」なんて思った経験があるのではないでしょうか。

聞き上手は、既に知っている・聞いたことがあるからといって話を遮ることはありません。仮に自分の方が詳しい分野だとしても、主役を交代することなく相手に話したいことを話してもらうことができます。自分が前に出るよりも話し手を引き立ててあげられる、聞き上手は名助演!

先入観に囚われない

聞き上手は年下年上・先輩後輩関係なく、相手が誰であろうとフラットな状態で話を聞くことができる人。「この人は年下だから、経験が浅い」「この人は年下だから、頭がかたい」などの決めつけや先入観がなく、どんな話も受け入れる姿勢・理解しようとする態度が相手に伝わります。

業界・学歴・職種などに左右されず、目の前の人そのものを受け入れる。そんなフラットな姿勢から相手へのリスペクトが伝わり、話し手は心地よく話を進めることができるのです。

自分のことを話せる

聞き上手は、自分のことも適度に会話に織り交ぜられる人。「え?聞き上手って、相手の話を聞く人のことじゃないの?」と思いきや、ただ聞くだけでは聞き上手とは言えません。『聞く7割、話す3割』とはよく言いますが、まさにこの比率が理想的。

会話はことばのキャッチボールで成り立っています。聞き上手な人ほど「うんうん」と聞くだけでなく、自分からも適度にボールを投げています。逆に言えば一方が話すばかりの状態や、ひたすら一方が聞き続けるという状態を続けようと思う方が難しいし、単純に疲れちゃいますよね。

大事なのは、話し手も聞き手も無理なくお互いに会話を楽しむこと。相手が楽しそうに話してくれた方が、聞く方も楽しくなりますよね。『どうすれば相手が話しやすくなるのか』思いやりの気持ちを持って動くことが、結果的に自分を助けることにも繋がります。

口がかたい

聞き上手は、聞いた話をむやみに他言せず心におさめておける人です。相手が周囲に言って欲しくないこと、信頼して言ってくれたであろう事柄は特に慎重に扱い、「言わない」と言ったことは絶対に言いません。初対面では伝わり辛い一面ですが、会う回を重ねるごとに誠実さが伝わり『信頼できる人物』と認識されるようになります。

もし万が一誰かに話すとしても、その内容は話し手の評価を上げるものや良い事だけ。会話に出てきた話に心の中で鍵をかけられる、だからこそ聞き上手な人には、気兼ねなく話すことができる上に回数を重ねて会いたくなるのです。

良いところを褒める

聞き上手は、相手の良いところを逃さずキャッチして伝えられる人。男女問わずこだわりや努力しているところ、気をつかっていることに気付いてもらえると嬉しいものです。聞き上手な人は、つい嬉しくなるようなひと言を会話に織り交ぜ、相手の気分を徐々に高めていきます。楽しい気分が高まれば自然と笑顔も増え、雰囲気良く話が盛り上がりますよね。

マネしたいのは、本当に良いと思ったことを口に出すということ。本当に思ったことであれば、そもそもスキルなんて関係なくちゃんと相手に伝わります。思ってもいないことは、どんな表現をしようと噓くさくお世辞に聞こえてしまいます。悪いところは気にせず流し、良いところを見つけて褒められる。会話の隙間にそれとなく褒め言葉をプラスできる、そんな自然な感じをマネして取り入れたいものですね。

聞き上手になるメリット

コミュニケーションを取るとき、強い武器になる聞き上手。コツをおさえて会話で実践して身に付けるとなると、場数も必要ですし簡単なことではありません。果たして、そこまで頑張って聞き上手になる価値はあるのでしょうか。身に付くまでやる気を維持するためにも、聞き上手になることで得られるメリットを見ておきましょう!

また会いたい人になれる

話し手は、聞き手に肯定され受け入れられることで、大切に扱われているように感じます。そんな安心感が居心地の良さに繋がり、聞き上手な人は『また会いたい・話したい人』に選ばれます。

また会いたい人になれるということは、可能性が広がるということ。初対面で1度会ってそれで終わりの関係であれば、仲が深まるでもなく、何に繋がるでもありません。しかしまた会いたい人になれば、会う回数を重ねるうちに良い人間関係をきずけたり、恋に発展したり、良きビジネスパートナーになれたり、気の置けない仲になれたり、紹介で新たな出会いがあったりと、様々な可能性が考えられます。初対面以降2回3回と会うチャンスがあるかないかで、得られるチャンスは大きく変わってきますよね。

いて欲しい人になれる

一緒にいて気分が落ち込む人よりは、自信がつく・スッキリするなど一緒にいて元気になれる人のもとに人は集まります。相手を褒める・励ます・認めることができる聞き上手は、言わばみんなの駆け込み寺。悩んだときや落ち込んだとき、ふと顔が浮かびつい会いたくなる存在です。

解決策が見つからなくても、話を聞いてもらえるだけで心が軽くなる。受け止めてもらえるだけで、大丈夫な気がしてくる。人はみんな、誰かに自分の話を聞いて欲しいんです。周囲から必要とされる存在になれる、いざという時にいて欲しい人になる。聞き上手は人気者!

味方が増える

話を遮らず否定しない・受け入れ良いところを褒めるなど、聞き上手は話し手の圧倒的味方。そんな味方を無下に扱う人はいません。人の話を優しく聞き入れ、相手を認めてあげられる『お先にどうぞ』の精神が、多くの味方を引き寄せます。

聞き上手は受け入れているようで受け入れられ、認めているようで認められています。話し手には『自分にされたことを、相手にもしてあげたくなる』という心理が働くため、聞き上手にはいろんな形で沢山の『ありがとう』が返ってくるのです。

モテちゃう

  • 褒めてくれる
  • 認めてくれる
  • 感情に寄り添ってくれる
  • 楽しんでくれる
  • 受け入れてくれる
  • 理解してくれる

そんな聞き上手な人と過ごす時間は心地よく、癒されます。話し手は自分が特別に扱われているようにも感じ、聞き上手な人のことをつい恋愛対象として意識してしまいます。「もっと一緒にいたい」と思える要素が多ければ多いほど、「もし付き合ったら…」という想像も膨らんでしまいますよね。

まとめ

会話の中で相手の印象に残るのは、何を話していたかより『どんな態度で聞いてくれたか』ということ。コミュニケーションが得意=話し上手なイメージを持つ人は多いかもしれませんが、コミュニケーション能力を上げたいと思ったときには、まずは聞き上手を目指すことをオススメします。上手く話せるに越したことはありませんが、それは聞き方を身に付けてからでも遅くはないはず。

「自分が話をするとして、どんな人が目の前にいたら話しやすいだろう」と、想像力を働かせてみても良いかもしれません。まずは最初の第一歩として、普段話を聞くときにも練習できる『相槌』から実践してみてはいかがでしょうか。

こちらの記事もご覧ください⇒好かれる聞き上手は相槌上手!会話が弾む相槌を打つ14のコツ

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