色の心理を味方につける!初対面で好印象を与える色と服装のポイント

パッと見の外見は、初対面の相手が第一印象の良し悪しを判断する重要なポイント。どんなに素晴らしい人格や性格を持ち合わせていても、最初のパッと見でだいたいの人物像や印象を良くも悪くも判断されてしまいます。

だからこそ、初対面で着ていく服や色選びには頭を抱えてしまいますよね…!

いずれにせよまだ一言も発していない状態で、マイナスイメージを持たれることだけは避けたいところ。この記事では、初対面で好印象を与える色や服装のポイントをまとめました。色の心理を利用して、初対面の会話を好印象でスタートさせましょう!


心理的に好印象を与える色とは?

色には人の心理や生理的な部分に影響を与える力があります。色によって与える印象は違いますが、初対面の相手は自分の直感で得た印象として素直に受け止めることが多いそう。つまり相手が自分の直感として無意識に感じ取る印象を、色で誘導することが出来るのです。色彩心理の効果を利用して、無意識レベルで好印象へ誘導しましょう。

色により印象が異なるので、まずは初対面の相手にどのような好印象を持ってもらいたいのかを決めることも重要なポイント。「爽やか」「明るい」「元気」など具体的に相手に与えたい印象が決まったら、ピッタリの色を見つけてコーディネートに取り入れてみましょう。

ではここからは、初対面で好印象を与えやすい約10色をピックアップし、どのような印象を与えるのかを色別にまとめたものをご紹介します!

真面目・誠実・素直さを表し、好印象には欠かせない『清潔感』を演出する色。若々しいイメージのフレッシュ代表格。コーディネートにも取り入れやすく、初対面の相手に爽やかな好印象を与えたいときに効果的な色です。

青・ネイビー

青は海や空を連想させる、爽快感のある色。人の心を落ち着かせて冷静にさせる効果があり、初対面の相手も自分自身も、落ち着いて話に集中することができるでしょう。礼儀正しく謙虚、知的で頼れる印象を与えることができます。

緑は、私たちの生活に欠かせない森や草などの自然の色です。刺激が少ない中間色で、安心や安らぎを与えてくれる癒しの色。調和・成長・健康をイメージしやすく、穏やかな印象で協調性をアピールすることが出来ます。

グレー

白でも黒でもないグレーは、バランス感覚に優れた印象で協調性を表す色。何事もそつなくこなし、誰とでも上手くやっていけそうなイメージ。初対面の警戒心を解き、リラックスした状態で会話に集中できます。

茶・ベージュ

木や大地など、穏やかで頼もしい存在を連想する色です。派手さは無くても人を威圧させない優しい色で、堅実で安定感のあるしっかり者のイメージ。初対面でも信頼を得やすい色です。

力を象徴する黒は、落ち着いた大人の雰囲気と強い意志や気品を纏うことが出来ます。クールで知的なイメージや、自立した印象を与えやすい色。初対面のみならず、交渉の場面にも効果的。

明るく活発で、楽しい気分にさせてくれる楽観的な色。人の心を解放させる効果があり、コミュニケーションカラーとも呼ばれます。初対面でも声を掛けやすい、前向きな印象を与えることが出来る色です。

オレンジ

にぎやかで活気のある色。陽気で暖かなイメージや、親しみやすさを連想させます。快活で社交的な印象を与え、初対面のコミュニケーションを円滑にする効果があります。

華やかで力強い、エネルギーのある色。外交的で行動力がある印象を与え、自発性やリーダーシップを表します。交感神経に刺激を与えて体温や脈が上がるなど、興奮・高揚の心理効果があります。

感受性が豊かで個性的な人物を連想させる色。高貴で可憐・ミステリアスな印象も与えることから、例えば女性なら大人のセクシーさをイメージさせます。高級感と神秘性を持ち合わせた、魅力を引き立てる色です。

3色以内でまとめよう!

色を使い過ぎると、雑多でまとまりの無い印象を与えてしまうので要注意。服の色は3色以内でまとめると印象が良くなります。1色ベースとなる色を決めたら、彩度の高い色や主張が強い色を小物やアクセサリーなどでプラスし、差し色として使うと効果的。主張が強い色を全面に使うのではなく、アクセントとして取り入れることでさりげない個性が生まれます。

例えば黄色は、活発で明るい印象を与える一方幼稚で幼いイメージを与えることがあります。彩度の高い原色はワンポイントで使うと良い印象を与えやすく、もしメインカラーとして使う場合は色味を抑えた淡いパステルカラーを身に着けると効果的。主張の強い色は相手に与える印象も強いので、色味などで調整するのがオススメです。

初対面で好印象を与える服装のポイント

初対面の服装で好印象を与える為には、マイナス要素を作らないことが重要です。ファッションセンス・服のデザイン以前の問題で好印象から遠ざかることがないように、初対面の服装で好印象を与えるために、押さえるべきポイントをまとめました!

好印象の基本『清潔感』を意識しよう

老若男女問わず、清潔感のある服装は好印象を与えます。デザイン云々ではなく、服にほつれ・シワ・毛玉が無いか。よれていないか、擦れていないか。穴があいていないか、物によってはアイロンがかけられているかなどを確認しましょう。

洗濯して「清潔にしているからOK!」ではありません。清潔にすることと清潔感を与えることはイコールではないのです。ファッションセンスがどんなに良くても、服にシミが付いているだけで「シミが付いた不潔なイメージ」しか印象に残りません。周りからどう見えているのかを意識して、マイナスイメージに繋がる要素は排除していきましょう。

シンプル・イズ・ベスト

初対面の相手はあなたのことを全く知りません。初対面だからこそ分かりやすく清潔感のある服や、シンプルなデザインが好印象に繋がります。派手過ぎる・個性的・過ぎるダメージ加工・露出が多いなど。自分の個性やセンスをアピールするのも素敵ですが、それはお互いのことが分かってきてからでも遅くはないはず。

あなたの情報が一切ないからこそ、視覚で与える情報は分かりやすくシンプルな方が好印象を与えやすいのです。初対面の服装や色に悩んだときは、自分の好みよりも清潔感を優先してみてはどうでしょうか。

その場にふさわしい服装を

初対面の相手と会う場所や、目的に合わせて色や服装を選びましょう。動きやすい服装が良い時・フォーマル感が必要な時など、場面に合わせた適切な服装選びを心掛けると良いでしょう。

その場に合わない服装は、初対面の相手にも周囲にも気を使わせてしまいます。例えばバーベキューをすると分かっている時は、動きやすさを重視した服装が適切です。綺麗な格好で行くと手伝う気が無いと思われたり、汚れたくないのかと周りに気を遣わせてしまいます。初対面の場を気兼ねなく楽しむためにも、その場にふさわしい服装を選びましょう。

まとめ

初対面の相手は、パッと見の外見からあなたの最初の情報を得ます。「この人とは合いそう」「生理的に無理」など相手が感じ取る印象は様々ですが、最初の印象が悪ければ、その後何を話してもどんな言葉をかけても悪い印象が付いて来ます。言葉を発する前のパッと見で損をしないように、色や服装のポイントを押さえて初対面に臨みましょう!

こちらの記事もご覧ください⇒無意識レベルで好印象を引き寄せる!初対面の会話で使える8つのコツ

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