ビジネスシーンの初対面で好印象を残す好感度メイクのポイントとは?

初対面の第一印象を決めるのは、出会って数秒のほんの一瞬。ビジネスシーンでも、初対面が好印象でスタート出来ればその後の人間関係も良い方向に進みやすくなります。

良い印象を与えたいと思った時まず念頭に置いておきたいのが、自分好みのメイクと初対面で好印象を残せるメイクが同じとは限らないということ。自分のなかでは「完璧!」と思っているメイクでも、相手から良くないイメージを持たれていることもあるのです。

流行り好み・個性はあれど、初対面では相手が接してみたいと思うような印象の良いメイクを心がけたいもの。この記事では、初対面で好印象を残す『好感度メイク』のポイントをパーツ別にご紹介します!


肌に透明感を

好感度メイクのキーワードは『健康的』です。すっぴんのような透明感のある肌は健康的で好感度が高く、厚塗りし過ぎない自然な肌は好印象を与えます。好まれるのはすっぴんの”ような”肌であって、ノーメイクではありません。ナチュラルに見える人ほど一手間かけているもの。メイクをしても厚塗り感がでないようにするのがポイントです。

毛穴用下地で皮脂OFF

洗顔後に化粧水などで肌を整えたあと、Tゾーンなど毛穴が目立つところには毛穴用下地を使いましょう。皮脂をおさえる効果もあるので、化粧崩れが気になる部分に使うと効果的。肌の凹凸も滑らかになるので化粧乗りも良くなります。

ニキビ・シミにはコンシーラー

赤みの気になるところやニキビ・シミ・くまなどは、コンシーラーでカバーしましょう。肌悩みをファンデーションの重ね塗りでカバーしようとすると、厚みが出て不自然な仕上がりになってしまいます。メイクも崩れやすいので要注意。部分的にコンシーラーを使い、気になるところを自然に隠しましょう。

リキッドファンデーション

パウダーファンデーションよりもリキッドファンデーションの方がカバー力が高く、伸びが良いので薄づきの透明感のある肌に仕上げることができます。

まずは指先に少量とり顔に伸ばしたあと、スポンジを使って叩くように馴染ませていきましょう。スポンジを使うことで顔全体に薄くファンデーションを広げることができ、厚塗りも防止することができます。Tゾーンなど毛穴が目立つところ以外には、ファンデーションを塗りすぎないように注意しましょう。

ファンデーション購入する時は見た目で判断せず、自分の肌にのせて確認し肌に馴染む色を選ぶのがポイント。最後にパウダーを使って、健康的で爽やかな印象に仕上げましょう。

眉を整える

眉毛は人相をあらわし、初対面でも第一印象の良し悪しを左右する重要なパーツです。くっきりはっきり濃い眉は気の強さを感じさせ、ぼさぼさで手入れが行き届いていない眉はだらしない印象を与えてしまいます。それぞれの個性が表れやすいパーツだからこそ、好印象のポイントを押さえましょう。

眉毛の黄金比

眉毛にも理想の形があります。まず眉頭が小鼻のキワと目頭の延長線上にあること。眉山は黒目の外側から目尻の間におさめます。このとき眉山が眉頭より低い位置になると、困ったような眉毛で頼りない印象を与えてしまいます。眉尻は小鼻のキワと目尻を結んだラインでおさめます。

左右対称を心掛け、黄金比をもとに角度にも気を配りましょう。鏡を遠くに持って見ると、形や左右のバランスが確認しやすいです。自眉を活かして足りないところを少しずつ描き足していきます。自分の好みや流行りの眉もあると思いますが、まずは理想の形とされる黄金比を参考に初対面で好印象な眉毛を描いてみてはどうでしょうか。

自然なアイメイクで好印象

初対面で好印象にグッと近づく為のポイントは、ナチュラルメイクで自然な感じを出すこと。初対面では自分の好みや流行りよりも、相手にどう見られるかを優先したメイクが好印象を引き寄せます。なかでも「目」は最も印象を左右するパーツ。印象の良いカラーを選び、盛り過ぎないアイメイクを心掛けましょう。

アイカラー

目元に自然な陰影がつく、肌馴染みの良いカラーが好印象を与えます。ベージュ・ベージュ系ピンク・ブラウン系や細かいパールのアイシャドウを使うと品よく仕上がり「きちんと感」が出るのでオススメ。青・黒・奇抜な色や派手なラメを含んだものはきつい印象を与えてしまうので避けた方が無難です。

アイシャドウ

まずはパレット内の明るいベージュやオフホワイトを指でまぶた全体にぼかし、アイメイクのベースをつくりましょう。目元を明るくしてから、濃い色をのせていきます。付属のチップやアイメイク用ブラシで、同じ明るめのカラーを涙袋にものせると立体感アップ。

次に濃すぎないブラウンを、指を使ってアイホール(目頭目尻を半円状にむすんだ場所)に薄くのせていきます。同じカラーを下まぶたの目尻にのせると、目元引き締め効果アリ。

目尻のキワに濃い締めの色をのせると、自然な目の立体感を演出することが出来ます。少しづつ色を足してバランスを調整しましょう。色の境が分からないように、ぼかすことも忘れずに!

まつ毛

初対面の好印象に、盛り過ぎたまつ毛やバサバサのつけまつ毛は向いていません。まずはビューラーでまつ毛をカール。くるんと上がったまつ毛は目を縦に大きく見せる視覚効果があります。まつ毛をビューラーで上げたあとにマスカラ下地を使用すると、綺麗なカールを長時間キープできるのでオススメです。

次に上下のまつ毛に根元から軽くマスカラを通します。下まつ毛は軽めに。まつ毛の自然なボリュームは親しみやすさを感じさせます。もし重ね塗りをした時はダマにならないように気を付けてください。清潔感に欠ける印象を与えてしまいます。

アイライン

目の輪郭を強調することで印象的な目元に仕上がります。まつ毛の隙間を埋めるように、少しずつアイラインを引いていきましょう。線が太すぎると人工的な印象で違和感を感じさせてしまうので、二重幅をつぶさないように細く、またはまつ毛の隙間を埋める程度でOK。黒のアイラインで目元の印象が強く感じる場合は、ブラウン系のアイラインを使うと印象が柔らかくなります。

個性が出るのは目尻ですが、伸ばし過ぎたり跳ね上げたりせず目尻に沿って自然に伸ばし、1~2mm程でストップしましょう。アイラインは濃いめのブラウンアイシャドウでぼかすと、目元に深みが出ると同時に自然な仕上がりになります。

ほんのりチーク

初対面で顔色に血色が感じられないと、どこか調子が悪そうな不健康な印象を与えてしまいます。内から上気したような、ほんのりと赤みのさした自然なチークを心掛けましょう。

色をのせる場所は、笑った状態で盛り上がった頬の頂点の少し下から、耳に向かって斜めに色をのせていくと引き締め効果がプラスされます。鼻より下は頬が垂れているように見えてしまうのでNG。高すぎず低すぎない自然な位置に、ふわりと色をのせていきます。ピンポイントで色がつかないようにぼかし、全体のバランスを意識してください。

健康的な唇

肌と同じく、血色の無い口元は顔色が悪く見えてしまします。健康的に色付いた唇は、顔色を明るく見せて好印象を引き寄せます。色の無いグロスのみだと少し暗い印象を与えてしまうので、口紅で色味をプラスしてから軽くグロスを塗るのがオススメ。

カラーはピンクベージュ系や淡いピンク系など、肌馴染みの良い色を選びましょう。チークと同じ系統を選ぶとバランス良くまとまった仕上がりになります。

『過ぎない』メイク

初対面では、派手過ぎる・濃すぎる・薄すぎるなど『過ぎない』メイクを心掛けましょう。薄い方が好印象と考えがちですが、初対面で好印象なナチュラルメイクと薄いメイクは違います。

メイクが薄いからナチュラルに見える訳ではなく、主張し過ぎない色と質感でまとまりよく仕上げることで自然な好印象を与えることが出来ます。薄く何となく色をのせるだけではぼんやりとした印象になるので、好感度メイクで自然なメリハリつけましょう。

好印象メイクまとめ

メイクが終わったら一度鏡を見て、全体のバランスを確認することも大切です。顔の一部のパーツの主張が強いと全体のバランスが崩れ、強調された部分に視線が集まってしまいます。メイクのバランスを意識して最後に調整しましょう。

また、目力も好印象を与える重要なポイント。自信は目に現れます。内面から溢れる魅力が、目力や雰囲気に現れ相手に伝わるのです。目力はメイクだけでは補えません。自分に自信を持って笑顔で初対面に臨みましょう。

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