【悩めるママへ】人付き合いが苦手でもママ友と上手く付き合う方法

子どもが出来る・生まれると、必然的に人と接する機会が増えていきます。幼稚園保育園小学校中学校…子どもの成長と共に環境は変わり、人付き合いが苦手だからと人と関わる事を避けてばかりはいられない状況になっていきます。中でも特に接する機会が多いママ友は、悩みを相談出来たり何気ないお喋りをしたりと、子どもを育てる者同士良い関係を築けると心強い存在。しかし人付き合いが苦手な人は、ママ友との付き合い方や距離感に頭を抱えることも…。


この記事では「ママ友が欲しいけど、人付き合いが苦手だから出来ない」「仲良しママ友グループに声を掛けられない」「親の交友関係が子どもに影響したらどうしよう…」と悩む、人付き合いが苦手なママへ。人付き合いが苦手でもママ友と上手く付き合う方法をご紹介します!

まずは当たり障りなく印象良く

ご近所さんや子どもが通う先にいるママ達など、どこで誰とお付き合いが始まるかは分かりません。人付き合いに苦手意識があると特に「挨拶した方がいいのかな…」「何か話しかけた方がいい…?」など、人と顔を合わせる度にあれこれ考えてストレスを感じていませんか?

全ての人と関係を深める必要はありませんが、顔を合わせたときに挨拶を交わせるくらいの関係を維持しておくことをオススメします。最初は声に出して挨拶できなくても、目が合ったら笑顔で会釈する程度でも構いません。「〇〇した方がいいかな…」と悩んで何もしないより、気分的にも居心地良く過ごすことができます。

それとなく挨拶を交わすうちに、印象が良ければ少しずつ言葉を交わすようになり、気の合いそうな人とは自然と会話も生まれるでしょう。最初から打ち解けよう仲良くなろうと頑張るのではなく、まずは当たり障りなく印象良く、必要最低限の関係を築いておきましょう。

勇気を出して笑顔で挨拶

ママ友に限らず、人間関係を築く上で挨拶はやはり必要不可欠。近くを通るときや目があったときなど、気付いたときには必ず挨拶をしましょう。可能であれば自分から挨拶をするのが理想的。声のトーンをいつもより少し上げて、笑顔で爽やかな挨拶を心掛けましょう。もし挨拶をされたら必ず返すこと忘れずに。挨拶は人付き合いをする時の最低限のマナーです。

人付き合いが苦手な人見知りタイプの人は、「仲良さげに話しているママ友の輪に入っていくなんて絶対無理!」と声を掛けることすら敬遠しがち。しかし、人付き合いが苦手でもほんの少しの勇気は必要です。何より気付かないフリは意外と相手に見られているもの。「こんにちは」「おはようございます」などのひと言でも、笑顔で挨拶するだけで感じの良さは伝わります。もちろん相手に聞こえなければ挨拶をしていないも同然なので、相手に届くような挨拶を心掛けましょう。

「いい人そう」「感じが良い」「話やすそう」など良い印象を与えることが出来れば、良好な人間関係を築きやすくなります。笑顔で挨拶をする人に、誰も悪い印象は抱きません。「何か話しかけないと…」と気負わず、まずは笑顔で挨拶することから始めてみましょう。

“気が合いそうなら”話しかけてみる

無理にママ友を作ろうとすると心が疲れてしまいます。焦って急いでママ友を作っても、考え方や価値観の違いで関係がこじれることもあります。人付き合いが苦手だからこそ「気が合いそうだったら話しかけてみる」くらいの気持ちで、ゆっくり人間関係を築いていきましょう。

何となく雰囲気が似ていたり年が近かったり、何が仲良くなるきっかけになるかは分かりません。挨拶をしながら様子を見て、もし気が合いそうなら一度話しかけてみてはどうでしょうか。万が一あまり反応が良くなかったり、仲良くなれそうになくても落ち込む必要はありません。ご近所・公園・児童館などの公共施設・習いごとや育児相談など、ママ友と出会える場所はたくさんあります。上手くいかなかったことを人付き合いが苦手な自分のせいにせず、マイペースにママ友を探してみてもいいかもしれません。

話題で悩んだら子供の話をする

人付き合いが苦手な人は、話題を提供することや自分から話し始めることが苦手な傾向にあります。話しかけようと心に決めて、いざママ友を目の前にしても「適当な話題が浮かばない」「何を話せば良いか分からない…!」そんなときは共通の話題を探しましょう。

ママ友の共通の話題と言えば、やはり子どもの話です。たとえば天気の話から当たり障り無く会話を始め、子どもの話にシフトすると自然です。日常生活の話や行事やイベントの話など、共通の話題である子どもの話は自然と盛り上がるものです。悩んだときは共通の話題。

相手の子どもを褒める

人付き合いが苦手で話し下手でも、相手が話しやすい話題を振ったり質問することで会話を続けることが出来ます。一通り子どもの話題を話し終えて話が途切れてしまったときは、相手の子どもを褒めてみましょう。

もちろんこれは本当に思ったこと限定ですが、たとえば相手の子どもが小さいのにしっかり挨拶が出来ていたとしたら「挨拶が出来て礼儀正しいですね~!すごい!」と褒めると同時に「普段どんな言葉を掛けて教えてるんですか?」と”教えてもらいたい”という気持ちで質問してみましょう。子どものことを褒められて気分を悪くするママはいませんし、教えて欲しいと頼られると嬉しく感じるものです。

褒めるときは、見た目だけでなく子どもの行動や内面などを褒めると効果的。ただし思っても無いことを褒めたり、褒め過ぎるのは逆効果なので注意が必要です。本当に思ったことを、適度に褒めましょう。相手に質問することで聞き手に回ることも出来ます。自分が積極的に話さなくても、聞き方次第で話題を広げることもできます。『褒める』『質問する』この二つは、会話のきっかけにもなるので是非使ってみてくださいね。

ママ友との会話は聞き役に徹する

人付き合いが苦手で会話を続けることに苦手意識がある場合は、聞き役に回ることをオススメします。聞き上手が嫌われることはありませんし、会話が続くと色々な情報を得ることが出来ます。上手に相槌を打ち、リアクションをしながら聞いて、相手から話を引き出せる聞き上手になりましょう。

話に対して「そうなの」「へぇ~!」「なるほど」「知らなかった」「え~!」「びっくり」などの相槌で反応しながら聞くと、相手は「聞いてくれている」「分かってくれている」と感じます。女性同士の会話ですから、共感や同調も盛り上がりには欠かせません。否定や意見は挟まず、相手の話を遮ることなく聞きましょう。話を上手に聞くだけで「また話を聞いて欲しい」「相談に乗って欲しい」と、気付けば必要とされる存在になっているかもしれません。

ママ友がいなくても堂々と過ごすことが大切

人付き合いが苦手でママ友がいない、出来ないと悩むママはたくさんいます。しかし、ネガティブな気持ちで過ごしても自分にも子どもにも良いことはありません。ネガティブな考えや気持ちは、あなたが思う以上に表情や態度・姿勢にあらわれ周囲に伝わってしまいます。自分を卑下するのも、責めるのもやめましょう。人付き合いが苦手なことを気にし過ぎず、堂々と過ごすことが大切です。

一人でいても偏見の目で見られる訳ではありません。そもそも人はそんなに他人を見ていませんし、案外自分が気にし過ぎているだけということもよくある話です。それに周りを良く見れば、一人で行動するママが他にもいるはず。ママ友が出来ない話せないと悩むのはやめて、行事などは子供を見に行っていると割り切ってみてはどうでしょうか。主役は子供!子供に集中して明るく楽しむことが大切です。そうして堂々と過ごす内に、自然と周囲のママ達と関わる機会も増えていくでしょう。

ママ友が多ければ良いという訳ではない

ママ友がいる人達が、全員社交的で人付き合いが得意な訳ではありません。ママ友の輪に入っている人だってグループ行動がストレスに感じたり、派閥や仲間割れなどのトラブルに巻き込まれたりと人間関係で悩んでいる人もいます。どうやらママ友が多ければ良いということでもないようです。

無理にママ友をたくさん作ろうとせず、何か困ったことや悩みがあるときに気軽に話せるママ友が数人いれば充分と考えてみてはどうでしょうか。人間関係にストレスを感じながらママ友グループに所属するよりは、多少寂しいと感じることがあっても時には単独行動をする方が、気楽に健康的に過ごすことが出来ます。人付き合いが苦手でも、前向きに自分のペースで気の合うママ友を見つけましょう。

親の人付き合いは子供には影響しない

自分にママ友がいない、他のママさん達と上手に付き合えないことが、子どもの交友関係に影響することはまずありません。子どもの為に「ママ友を作らないと…」と気負う必要は無いのです。親の心子知らずとはよく言ったもので、親の心配をよそに子どもは勝手にどんどん友達を作って楽しく過ごしています。子どもが自分と同じようになるとは限りません。

自分にママ友がいないから、友達と一緒に遊びに連れて行ってあげられないと悩むのではなく、まだ小さいからこそ家族でお出かけを楽しみましょう。一瞬一瞬の子どもとの時間を大切にできる、お家でごろごろでも良いのです。大きくなれば子ども同士で約束して、どこへでも遊びに行くようになるのですから。

まとめ

人付き合いが苦手なことを気にし過ぎてマイナスなことばかり考えていると、無意識に視線が下がり暗い雰囲気を纏ってしまいます。精神状態は知らず知らずのうちに表情や姿勢にあらわれるもの。堂々と凛として振る舞っていれば、そんなあなたに賛同するママさんが現れるでしょう。考えすぎて心を病まないように、前向きな思考に変えて毎日を明るく過ごしてくださいね!

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