得意を活かして働きたい20代へ!聞き上手に向いてる仕事4選

今や人生90年とも言われる現代ですが、私たちはほとんどの時間を仕事に費やすことになります。生活の大部分を占める仕事ですから「どうせ働くなら自分に向いてる仕事を選びたい」と考える人も多いのではないでしょうか。

“好きこそ物の上手なれ”という言葉があるように、人は自分の好きなことや得意なことには一生懸命取り組むことができます。これは仕事にも言えること。得意が活かせる仕事であれば、工夫や努力を重ね自然とステップアップしていけます。たとえ上手くいかないことがあっても、やりがいを感じながら充実した日々を送ることが出来るでしょう。

この記事では『人の話を聞くのが好き』『話していて楽しいと言われる』『悩みを相談されることが多い』などなど、聞き上手な人にピッタリな仕事をご紹介します。人生は長いように見えて、あっという間に過ぎていきます。嫌いなこと、向いていない仕事をしている暇はありません。是非この機会に、聞き上手を活かせる仕事を見つけてくださいね!


聞き上手に向いてる仕事4選

どうも、ちか(@Chika_chm)です!

『人の話を聞く仕事は何か』と聞かれれば、それは全ての仕事に当てはまると言えるでしょう。どの仕事においても多かれ少なかれ人と接する機会があり、必ず人の話を聞くタイミングも出てくるからです。接客業でなくとも、同僚や上司と会話をする機会が必ずあります。人の話をしっかり聞くことは、コミュニケーションを取るときはもちろん、どの仕事をする上でも必須のスキルと言えます

しかし最低限のコミュニケーションだけでなく、聞き上手を武器として仕事で最大限に活かすにはどんな職業を選べば良いのでしょうか。何にせよ相手がいないことには話を聞くことは出来ませんし、相手がいる接客業と一口に言っても、多くの人と接する仕事もあれば一人の話を深く掘り下げていく仕事もあり様々です。

そこで今回は、数ある仕事の中でも特に人の話を聞くボリュームが多かったり、聞き上手であることが成果に繋がりやすい職業をピックアップしたいと思います。

話し上手より聞き上手が有利!『営業職』

営業職は金融・保険・不動産・通信などたくさん種類がありますが、どれもお客様と面と向かって話す機会が多い仕事です。営業というと自社の商品を販売したり契約に繋げたりと、魅力をアピールする必要があるため『聞く力』よりも『話す力』の方が重要視されがち。しかし相手によって契約や商品に対する疑問点や問題点は様々です。

まず聞く力が無ければ相手が欲しい情報を掴めず、提案内容もズレてしまいます。営業の限られた時間の中でのコミュニケーションでは流暢な会話術を披露するより、まずは聞き上手であることが重要。聞き方次第で相手が話す情報も変わってきます。契約や販売に繋げたい一心でトークを意識するあまり「話を聞いてもらえない」「一方的」と相手に思われてしまっては台無しなのです。

相手の疑問や抱える問題を引き出し的確な提案で結果に繋げるためには、相手がつい色々と話してしまうような『聞く力』が必須。営業職で聞き上手を発揮してみてはどうでしょうか。

聞き上手でニーズを引き出す『商品販売職』

商品販売職は、主にお店に来店したお客様に商品を販売する仕事です。人と対面して接する機会が非常に多くほとんどが立ち話になるため、短時間で効率的に会話をする必要があります。また相手の話を聞いて、求める商品を紹介しなければならないので、要望を素早く汲み取ることのできる聞き上手のスキルも欠かせません。

特に今はネットで何でも買える時代です。来店したお客様を目の前に、ネットでも確認できるような説明書通りの言葉を並べるだけでは響きません。一方的に商品説明をするのではなく相手の話をよく聞いて、初対面でどこまで打ち解けて話せるかというのもポイントです

会話が弾めば自分がおすすめした商品を購入してもらえたり、相手の力になりたいという親切心が目に見えて伝わればリピーターもついてくるでしょう。商品販売職は相手の気持ちに寄り添い共感しながら話を聞ける、聞き上手に向いてる仕事のひとつと言えるでしょう。

心に寄り添う相談役『カウンセラー』

様々な悩みや問題を抱える人の相談役であり、専門知識を使って問題解決のアドバイスをするのがカウンセラーの仕事です。相手と向き合い話をしっかり聞く、カウンセリングから全てが始まります。人の話を途中で遮ることなく辛抱強く聞ける、聞き上手な人に向いてる仕事と言えるでしょう。

しかしカウンセラーと言っても様々な種類があります。たとえば心理カウンセラーと一口に言っても、医療や教育など活躍できる領域は多岐にわたります。活躍したいと思う分野によって相手が抱える悩みや問題も異なるため、当然カウンセラーにもそれぞれの現場に合わせた資格や専門知識が求められるのです。

小さな悩みも積み重なれば心の病を引き起こします。心の奥底に潜む悩みの原因を引き出すときに、聞き上手であることは必須条件。カウンセラーは聞き上手な人が活躍出来る職業だと言えるでしょう。

聞き上手&共感力が試される『コールセンター』

コールセンターに求められるのは、高いコミュニケーションスキルでも話す力でもありません。特に受信メインのコールセンターは、聞き上手にこそ向いてる仕事です。顔が見えない電話で相手が抱える問題を聞き出す必要があり、お客様によっては問題の解決だけでなく自分の気持ちへの理解や共感を求める方もいるので、しっかり話を聞いた上で相手に合わせた対応が必要になってくるでしょう

様々な業種のコールセンターがありますが、どこに就いたとしても時にはクレームを受けることもあります。そんな時も相手の言葉を理解して受け止めながら、とにかく相手の話を聞くことの出来る聞き上手な人が求められる仕事です。しかしクレームを真に受けて悩み込んでしまうと電話対応自体がストレスに感じ、辞める原因になってしまうことも。上手に受け流し、その場その場で気持ちの切り替えが出来る人が長続きする仕事でもあります。

ただ聞くだけじゃダメ!聞き上手を武器にする方法とは

聞き上手は誰にでも出来るわけではない、素晴らしいスキルです。しかし人の話をただ聞くだけでは仕事はできません。もちろん選んだ仕事に合わせてですが、やはり相手の話を聞いた後は提案や販売・助言など自分から発信する必要があります。当たり前ですが、話をひたすら聞いてばかりでは仕事にならないのです。

聞き上手であることは、人相手の仕事であれば非常に強い武器になります。聞き上手を発揮して話を聞く中で「打ち解けられた」「距離が縮まった」「信用を得られた」と感じたら、自分からも動いていかなければなりません。たとえば相手の話を聞いて商品を勧めるときも、商品に関する専門知識が無ければ話になりませんよね。あやふやな知識で説得力のある説明をすることは難しく、言葉の端々に滲み出る自信の無さもお客様に伝わってしまいます。まずは相手が求めているものに応えられる知識を身に付けましょう。

聞き上手を活かして相手の求めているものが引き出せたのに、自分からの発信が上手くいかず成果に繋がらないのはもったいないことです。聞き上手は素晴らしいことですが、自分から発信する準備も必須です。

聞き上手な人の中には自分からの発信が苦手な人も多いです。しかし上手く話そうと気負うのではなく、短くても必要なことを的確に伝えることが大切です。相手に寄り添う親切心が表立って見える人には誰も悪い印象は抱きません。ただ仕事をする上では、受け身100%ではなく要所要所で自分から発信することが大切なのです。

まとめ

仕事は楽しいだけではありません。向いてる仕事に就けたとしても、もちろん辛いことや苦しいことがありますし失敗もするでしょう。人の話を聞くことが苦になりにくい人でも、仕事で人と接する内にストレスを感じることもあると思います。

しかし好きな仕事や向いてる仕事であれば、そんな壁も苦痛だけで終わることはありません。経験の全てが糧となり、自分を成長させてくれるでしょう。まずは向いてる仕事を選び、成長出来るような環境に身を置き、どんどんスキルアップしていってくださいね!

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