仕事で損する第一印象が悪い人の11の特徴と改善方法

  • 何だか仕事が上手くいかない
  • 仕事の人間関係がスムーズに築けない
  • 相手に良く思われていないような気がする

こんな風に、仕事での人間関係で悩んでいませんか?それは初対面の第一印象に問題があるかもしれません。

第一印象は人間関係のスタート。第一印象の良し悪しによって、任される仕事や評価のされ方・周囲からの扱われ方なども変わってきます。大袈裟に聞こえるかもしれませんが、第一印象が仕事に大きな影響を与えるのは事実。良いに越したことはありません。


しかし第一印象が悪い人ほど、何が悪いのか自分ではなかなか気付けないもの…。これからご紹介する仕事での第一印象が悪い人の特徴の中で、自分に当てはまるところが無いか思い返しながら読み進めてみてください。悪い第一印象を与える特徴が分かれば、何をすれば良いかも自然と見えてくるはず。それではさっそく、仕事で損する第一印象が悪い人の11の特徴から見ていきましょう!

挨拶が暗い

  • ぼそぼそ話す・声が小さい
  • 何を言っているか分からない
  • 目が合わない・目線が泳ぐ
  • そわそわと落ち着きが無い
  • 笑顔がない
  • 姿勢が悪い

これらは、仕事で悪い第一印象を与える挨拶の特徴です。挨拶は、初対面の人同士が初めて面と向かってお互いの顔を見て声を聞く瞬間。その第一声がたとえば『無表情で声が小さく何を言っているか分からない』挨拶であれば、相手は良い第一印象は抱かないでしょう。

初対面ということはお互いにどんな人間か分からない、全く情報の無い状態です。まっさらな状態だからこそ、相手は最初の挨拶の時に顔を見て声を聞いて得た情報を、ダイレクトにその人の印象として受け取ります。たとえあなたがどんなに仕事ができて気さくな人だとしても、挨拶の仕方によっては悪い印象からのスタートになってしまうということ。スタートで躓くとそこからの挽回は難しくなるので、良い第一印象を与えられる爽やかな挨拶を心掛けたいところですね!

ネガティブな言葉を使う

  • 新人なので何も分かりませんが…
  • お役に立てるか分かりませんが…

仕事の相手に対してこのようなネガティブな言葉を使うと、第一印象に悪い影響を与えてしまいます。本人は謙遜のつもりでも、初対面の相手にしてみればこんなにも頼りなく感じる一言はありません。

「自分は何も分からない」「未熟者」と宣言する人と、仕事を一緒にする気にはなれませんよね。どんなに不安な気持ちがあっても、ネガティブな言葉は心の中で止めておきましょう。仕事におけるマイナスアピールは良い第一印象には繋がりません。

たとえ分からないことが多くても、前向きでやる気のあるポジティブな姿勢を見せることが大切です。

いきなり馴れ馴れしい

仕事関係の相手に馴れ馴れしい言葉遣いで接したりボディタッチをするのも、悪い第一印象を与える原因のひとつ。タメ口やボディタッチは相手の懐に飛び込もうという姿勢が裏目に出て、不快感を与えてしまうことが多いのです。友達のように接することで打ち解ける方法もありますが、仕事においては相手との距離感を意識しましょう。

親しくなりたい一心で良かれと思ってタメ口を使ったとしても、いい加減・適当というレッテルを貼られかねません。相手が年上でも年下でも、仕事での初対面では丁寧な言葉遣いが無難です。

最初の挨拶でも、「うぃっす」「ちわっす」「こんちわーす」など言葉を省略したり、語尾を伸ばしたりすると良い第一印象には繋がりません。仕事においては挨拶も会話をする時も、語尾が最後まで聞き取れるようにハキハキと発音するのがポイントです

無表情

無表情な人からは「前向きにコミュニケーションを取ろう」という意志が感じられず、仕事相手は悪い第一印象を抱いてしまいます。人は相手の表情を見て感情や気持ちを読み取ります。無表情の人を目の前にすると無条件に怒っているように感じたり、何を考えているのか分からなかったり。いつまでも気を許すことが出来ず、警戒心ばかりが高まっていくでしょう。

そんな初対面の緊張感や警戒心は、明るい表情や笑顔で和らげることができます。表情豊かにコミュニケーションを取り、良い第一印象で人間関係をスタートさせることで、仕事にも良い影響を与えていきます。初対面の緊張から表情が硬くなり無表情になってしまう人もいるかもしれませんが、無表情から好印象に転じることはありません。

仕事の初対面で緊張するのは皆同じ。爽やかな笑顔で、自ら挨拶をすることからはじめましょう!

相手の名前を呼ばない

たとえば仕事の相手と名刺交換をした後、名前を呼んでいますか?これは呼ばないと印象が悪いというよりも、呼ぶと印象が良くなり自分のためにもなるポイントです。

名前を呼ぶと初対面でも打ち解けるのが早くなり、相手との距離も近くなります。これは、人は名前を呼んでくれた相手に親しみを感じるという心理が働くから。初対面の会話の中で何度か名前を呼び、会話の中で出てきたエピソードと合わせて相手の名前を覚えておくと、次回顔を見た時にすっと名前が出てきやすいので一石二鳥。名前を覚えてもらえる・呼んでもらえると誰しも嬉しく感じるものです。

また、相手の名前の読み方を確認できるのも初対面のときくらいです。「山崎さん」が「やまざき」なのか「やまさき」なのか。相手の名前を間違えることは失礼にあたります。初対面だからこそできる確認を忘れないようにしましょう。

 だらしない見た目

仕事において清潔感のない見た目はNG。性格や考え方などの内面は、外見として現れます。見た目がだらしない人は「いい加減な仕事をするに違いない」と思われても仕方ありません。

たとえばシワのあるスーツに汚れた靴・ぼさぼさの髪で仕事の初対面に臨む人は、悪い第一印象を与え仕事でも何かと損をしてしまいます。だらしない見た目の人より、清潔感のある見た目の人の方が「きちんとやってくれそう」というイメージから仕事を任せられやすくなります。選んでもらえる、仕事を任せてもらえる人になるためには見た目を意識することも大切。だらしない見た目の人は、パッと見で「仕事が出来なさそう」「頼りない」と判断される可能性が高くなってしまいます。

目線が合わない

挨拶や会話の中で目線が合わない人は、仕事において重要な信頼を得られません。「目は口ほどに物を言う」という言葉がありますが、良くも悪くも言葉以上に目線から情報が伝わるのです。

目が合わないだけで自信がないように見えたり、落ち着きの無い印象に繋がったり、話に興味が無いように見えたり…何かしらの悪いイメージに繋がってしまいます。自分に自信がなくても、目が泳ぐのが緊張が原因だったとしても、仕事と割り切って真っ直ぐ目を見ることが出来れば、相手に誠実さが伝わり仕事も良い方向へ進んでいくでしょう。

態度が悪い

会話中の態度も第一印象に影響を与えるポイントです。腕や足を組む人は相手に威圧感を与え、話をするときに顎を突き出す人は見下すような態度と取られることも…。無意識であっても、相手にどう見られるかを意識しない人はきっと第一印象が悪いまま。人によって感じ方は違うかもしれませんが、悪い印象を与えるかもしれない態度は最初から取らない方が無難です。

たとえば視力が悪い人が相手を見る時に目を細めることがありますが、本人はただピントを合わせただけでも、相手は睨まれたように感じることもあるのです。「目つきが悪い」「うさんくさい」などの悪い印象に繋がることも少なくありません。何となく無意識にやったことで態度が悪く見え、第一印象を悪くすることがあるので注意が必要です。

話を遮る

コミュニケーションはお互いの言葉のキャッチボールで成り立ちます。自分の話を聞いて欲しい気持ちが強すぎて、相手の話を遮ったり話を最後まで聞かない人は、自己中心的なイメージを持たれてしまいます。話を遮ることは「あなたの話には興味がない」「もうその話は聞きたくない」と言っているようなもの。

仕事する上で自分の意見をはっきり述べる自己主張も大切ですが、相手の話を聞く姿勢も重要なポイントです。自分の話ばかりではなく、お互いに言葉を交わしてコミュニケーションを取れる人が、仕事においては重宝されていくでしょう。

姿勢が悪い

姿勢が悪いことも悪い第一印象を与える原因のひとつと言えます。姿勢が悪いと自然と目線が下がり、相手の目には自信がなさそうに映りますし、丸まった背中はその人を小さく見せ頼りない印象を与えてしまいます。頼りなく見える人に仕事を任せるのは心配ですよね。やはり仕事において第一印象は大切で、姿勢の良し悪しは仕事ができそうに見えるかどうかに大きく影響してきます。

背筋が伸びた凛とした立ち姿からは、ポジティブな人物像を連想しやすく第一印象にも良い影響を与えます。しかし悪い姿勢が好印象に繋がる可能性は低いので注意が必要。姿勢が悪いよりも良い方が、より大くのメリットを得ることができます。

人を遠ざけるニオイ

一見関係なさそうで、第一印象に大きな影響を与える意外なポイントが『におい』です。コミュニケーションを取るためにお互いがある程度近付いたときに、においで不快感を与えてしまうことがあります。会話をする上で、特に口臭には気を付けたいところ。他にも体臭や整髪料・つけ過ぎた香水など様々ですが、人によっては生理的に無理と感じたり、話していて気持ち悪くなることもあります。

においを発する本人は気付きにくいポイントですが、周囲がにおいのことを指摘してくれることはまずありません。一通りのにおいに対して普段から意識しておいて損はありません。良い第一印象の邪魔にならないように、におい対策をしておくことをオススメします。

悪い第一印象を改善する6つの方法

悪い第一印象の特徴を押さえたところで、改善方法をご紹介します。仕事で自然と印象良く振る舞うためには、普段から意識することが大切。どれも難しいことではありません。是非日常に取り入れて自分のものにしてください!

笑顔を意識する

仕事での良い第一印象にまず必要なのは笑顔!笑顔はコミュニケーションを取りたいという前向きな気持ちの意思表示となり、よりスムーズに仕事相手と良い関係を築いていくことが出来るでしょう。ただ笑顔でいるだけでも相手は良いイメージを抱きます。仕事相手と接するときは、常に笑顔でいることを心掛けましょう。

しかし、相手が真剣に話をしているときに歯を見せて笑うのは逆効果。話の内容や状況に合わせた表情を意識し、基本的には口角の上がった優しい笑顔で相手に対する警戒心がないことをアピールしましょう。

自然な笑顔は普段から意識して身につくもの。練習で出来ないことが、緊張した状態の本番で出来る可能性は低いと言えるでしょう。「この人とはうまくやっていけそうだ」と思われるような自然な笑顔を、普段から意識してみてはどうでしょうか。

目線に気を配る

特に仕事においては、落ち着きのある目線を心掛けたいところ。見つめすぎも威圧感を与えるので良くありませんが、目が合わないのは問題です。凝視することなく、適度に目線を外しながら相手の目を見て会話をするのが理想です。

目を合わせるのが恥ずかしいというのは、社会では通用しません。相手には挙動不審に映り、仕事を一緒にする上で不安を感じているかもしれません。人と対面するのが苦手という人もいますが、これも普段から意識することによって少しずつ改善されていくのではないでしょうか。仕事において目線は印象を左右する大切なポイント。ゆっくりでもマイペースでも、苦手は克服していきましょう!

清潔感を心掛ける

服装や髪型・アクセサリーに至るまで、相手からの見え方を意識しましょう。清潔感は意識すれば誰にでも身につけることができます。ただ身に付ける物すべてが新品であれば良いという訳ではなく、清潔に見えるように手入れをしたり細部まで意識することが大切。

たとえば服は洗濯をすれば綺麗になりますが、その服にほつれや毛玉が付いていては清潔感は失われてしまいます。清潔にしているからと言って清潔感のある印象も与えられるかと言うと、それはイコールではありません。手を洗っても爪が伸びたままの状態では不潔感を与えますし、体毛の手入れも必要です。相手に見るつもりが無くとも、ふとした瞬間に手先や足先・毛などの細部に目がいくもの。いつどのタイミングで、どこが見られているか分かりません。見える部分は清潔感を意識してあらかじめチェックしておきましょう。

聞き取りやすい声で話す

どんなに外見の印象が良くても、声が相手に届かなければせっかくの好印象も台無しです。特に仕事の初対面においては、ハキハキとはっきり聞こえる明るい声を心掛けましょう。腹式発声で普段より少し高めの声を意識すると、相手が聞き取りやすい通る声が出やすくなります。まずは自分の言葉がしっかり相手に届くことが会話の大前提。

話すスピードやボリュームも、相手に合わせることが出来れば相手は話しやすく感じます。声からも良い第一印象を引き寄せることができるでしょう。

姿勢を良くする

仕事がデキそうなイメージは、背筋の伸びた美しい立ち姿で演出しましょう。背筋を上から吊られたようにピンと伸ばし、胸を開き顎を少し引くだけでも随分違うはず。一度鏡の前で自分の立ち姿を確認してみましょう。

良い姿勢はパっと見で仕事相手に安心感を与え、信頼を引き寄せる効果が期待できます。緊張するときほど、自信が無いときほど、姿勢を意識してください。良い姿勢は気持ちを前向きにしてくれます。お腹に力も入りやすく、相手に届く声が出しやすくなります。姿勢を良くすることによって、マイナスになることはひとつもありません。日々キレイな姿勢を意識することで、身体が慣れ姿勢を保つ筋肉がつき楽に維持できるようになります。是非今からでも心掛けてみてくださいね!

ニオイに気をつける

においを発する本人は気付きにくい口臭・体臭ですが、しっかりと対策をしておけば仕事相手に不快感を与えることは避けられます。

特に口臭には気を付けましょう。歯磨きはもちろん、ミント系のタブレットなどもにおいに効果的です。またにおいの原因が内臓の疲れによるものかもしれません。暴飲暴食やお酒の飲み過ぎで内臓に負担をかけていませんか?普段の生活習慣が口臭体臭に影響していることも考えられます。この機会に、一度生活習慣を見直してみてはどうでしょうか。

まとめ

悪い第一印象は仕事の人間関係にも影響していきます。マイナスからプラスに変えるのは時間も気力も必要…。第一印象が良いに越したことはありませんよね。

この記事でご紹介したことをこれからの仕事での出会いに役立てるには、まず自分の特徴に気づくこと。そして改善すること。改善には時間がかかることもあるかもしれませんが、焦らず日々練習しながら実際の仕事でも実践してみてくださいね!

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