出世しやすい愛されキャラに学ぶ!出世に必要な6つの能力

同期入社でスタートは同じでも、そこから出世する人と出世しない人がいます。「どうせ働くなら上を目指したい」と考えても、ただ普通に仕事をしているだけで出世していけるとは考え難い。だからといって仕事を頑張る以外に何をすれば良いのか分からないとお悩みの方も多いのではないでしょうか。


この記事では、出世しやすい愛されキャラから学ぶべき出世に必要な6つの能力をご紹介します。上司に可愛がられ、後輩にも慕われる愛されキャラが持つアビリティを学び、出世に必要な力を実践して身に付けましょう!

助けてもらう力

同じ新入社員でも、何となく仕事がデキそうな雰囲気の人は周囲から安心感を抱かれ「あの子は大丈夫だろう」と放って置かれがち。分からないことがあれば声を掛けてねスタイルです。一方愛されキャラは、仕事中にも隠しきれない天然っぽさやおバカな一面が時折見え隠れしてしまいます。そんな愛されキャラの様子を見て周囲は「しっかりしろよ~」なんて言いながらも何だかんだ助けに来てくれます。愛されキャラは自分が出来ないことを隠さないからこそ、たくさんアドバイスしてもらうことが出来る美味しいポジションとも言えるでしょう。愛されキャラの場合は、隠さないと言うよりは隠せないと言う方が正しいかもしれませんが。何にせよ、多少おバカな部分が見えた方が可愛がられるものです。また、愛されキャラの助けてもらう力は他人を頼る力でもあります。人は頼られると嬉しく感じ、何かやってあげた人に好意を抱くそうです。周囲とコミュニケーションを取る機会も増え、良好な人間関係を築いていくことが出来るでしょう。

人に迷惑を掛けてはいけない!という考えに縛られず、愛されキャラのような頼る力・助けてもらう力を身に付けてみてはどうでしょうか。最初から仕事がデキる雰囲気を纏えるのも一つの才能かもしれませんが、快くフォローしてもらえる人でいることで、多くの情報を得ることが出来ます。「仕事がデキる奴だと思われたい」「カッコ悪い姿を見られたくない」という気持ちが強いと、ちょっとした質問をするだけでも恥ずかしいと感じてしまいます。頼るのが苦手な人は、少し抜けた感じを演じるのもひとつの手段。自分一人で出来る仕事には限界があります。助けてもらう力を身に付けておいて損はないでしょう。

謝罪力

社会人になりたての頃は、当然分からない事だらけで失敗も多いものです。そんな時に、出世しやすい愛されキャラの謝罪力が光ります。謝るなんて当たり前!と思う方もいるかもしれません。しかし失敗や謝罪が必要な状況に直面した時に、ミスを隠そうとしたり「 自分は悪くない」「自分のせいじゃない」という考えが頭から離れず、謝罪の言葉よりも先に言い訳が口をついて出てしまう人は意外と多いのです。出世する愛されキャラや、世渡り上手と言われる人が自然と身に付けている謝罪力。大切なことは、言い訳よりも何よりも先に「ごめんなさい」が言えるかどうかです。

本当に怖いのは失敗して怒られることではなく、素直に謝罪出来ないことで信頼を失ってしまうこと。出世する愛されキャラは、潔く謝る力を持っています。まずは真摯に謝り、失敗から逃げない姿勢を見せることで「反省していない」「こいつには何を言ってもダメだ」などと見限られることなく、次に期待してもらうことが出来るのです。追い詰められた時にこそ人間性が現れます。その後も人間関係が続くからこそ、確実に押さえておきたいポイントですね!この機会に、出世しやすい愛されキャラの言い訳無用の謝罪力を取り入れてみてはどうでしょうか。

感謝力

謝罪力と同じくらい大切なのが”感謝力”です。出世しやすい愛されキャラは誰かにお世話になることも多い為、感謝を伝えることの重要性を心得ています。誰かに助けてもらえるのも、感謝力があってこそ。「ありがとう」を欠かさないことで、お互いに気持ちの良い人間関係を維持していくことが出来るのです。

仕事関係でフォローしてもらった時、アドバイスをしてもらった時、食事に連れて行ってもらった時など、お礼を言うタイミングは沢山あります。例えば食事をご馳走になった後「ご馳走でした」を言えているでしょうか。恐縮して「すみません」と言うよりは、「本当にありがとうございます」「ずごく美味しかったです」とポジティブな言葉で感謝を伝える方が相手も嬉しく感じます。その後も、例えば会話の中で食べ物の話題になった時に「先日のお店、本当に美味しかったです!」と、再度感謝の気持ちを伝えてみましょう。相手の記憶が薄れた頃に再度お礼を言うことで「連れて行って良かった」「連れて行き甲斐がある」など良い印象を抱いてもらうことが出来ます。出世しやすい愛されキャラが上司から可愛がられる理由の一つは、感謝力にあると言っても過言ではないでしょう。上司・先輩だから奢るのは当たり前。ではありません。たとえ距離が縮まって打ち解けたとしても、感謝の言葉を欠かさないことが大切です。

立ち直る力

仕事をしていると、遅かれ早かれ精神的に凹む日が必ずやってきます。失敗やミスで注意を受けたり、上手くいかないことがあったり。辛い・悔しい・悲しいなど負の感情に苛まれ、やる気を失う時もあるでしょう。気持ちが沈む瞬間は誰にでもあるものですが、その状態からいち早く抜け出せる人が成功を引き寄せることが出来ます。落ち込みを引きずると、知らず知らずのうちに仕事に悪影響が出たり、周囲に暗い雰囲気が伝わってしまいます。落ち込んだ状態を長く続けるメリットはありません。沈んだ状態をいかに短く出来るかが重要です。

愛されキャラがいくらポジティブでも、もちろん人並みに落ち込みはします。しかし出世しやすい愛されキャラは、気持ちの切り替えが早く、落ち込みを長く引きずることはありません。人と同じように落ち込んでも、人よりも早く立ち直ることが出来るのです。明るく前向きに頑張る姿に惹かれる人も多い為、立ち直りの早さも愛されキャラが応援される理由のひとつだと言えるでしょう。

気持ちを切り替えるポイントは、適度に気晴らしをすること。運動や好きな音楽を聴く、思いの丈を文章にする、失敗をネタにして人前で話すなど。ストレス発散方法は人それぞれですが、塞ぎ込んでいるだけではいつまでも気持ちが沈んだままです。ポジティブに切り替えるメンタルも、出世しやすい愛されキャラから学びたいポイントですね。

教えてもらう力

スタートラインが同じでも「たくさん教えてもらえる人」「ほとんど教えてもらえない人」が出てきます。上司・先輩は差別することなく分け隔てなく教えるのが当たり前!と考える方もいるかもしれませんが、そこはやはり人間対人間です。教えられる側の態度や人間性によって、教える側の熱意が変わるのはやむを得えません。「たくさん教えてもらえる人」「ほとんど教えてもらえない人」では、成長スピードや上司・先輩とコミュニケーションを取る機会にも大きく差が開きます。素直さや好奇心を持った愛されキャラは教えられ上手。この機会に、教えてもらう力を身に付けましょう!

例えば人に何かを教えてもらう時、つい知ったかぶりをしてしまうことはありませんか?無知を恥ずかしい・カッコ悪いと感じていたり「良く見られたい」という気持ちが強い人ほど、分からない事を素直に言えない傾向にあります。知っているフリをするのは簡単ですが、時間が経てば経つほど聞き辛くなり、結局分からないまま何となく雰囲気で仕事をすることになるでしょう。しばらくは仕事がデキそうな感じを装うことが出来たとしても、本当に実力が問われる時が必ずやってきます。聞くは一時の恥、聞かぬは一生の損とはよく言いますが、分からない事を分からないと言える素直さが、確実に実力を付けるポイントです。出世しやすい愛されキャラは、分からない事を隠すことなく素直に聞くことが出来る為、着実に前進していくことが出来るのです。スポンジの様に多くの情報を吸収していけるように、小さなプライドは早めに捨ててしまいましょう。

また、教えてもらったことはすぐに行動に移し、成果が上がった時は報告やお礼を言うなどすると効果的。「教え甲斐がある」と判断されると、更に多くの情報が舞い込みます。出世しやすい愛されキャラの教えてもらう力を身に付け、「たくさん教えてもらえる人」になりましょう。

聞く力

出世しやすい愛されキャラは聞き上手です。誰かと話す時や教えてもらう時も、相槌を上手く使って「しっかり聞いている」「興味がある」と会話の中でアピールします。聞き手が自分の話に興味関心を持ってくれていることが分かった時こそ、人は気持ちよく話すことが出来るのです。出世しやすい愛されキャラが会話の中で何気なく実践しているポイントは、相手に「興味・関心・好奇心」が伝わるように相槌を打つこと。相手がついつい話したくなるような相槌を意識しましょう。

  • 話を遮らない
  • 話を否定しない
  • 適度に相槌を打つ
  • 表情豊かに
  • 頷いて相槌を打つ
  • 目を見て相槌を打つ
  • 共感・同調を示す
  • 質問をする
  • 相手を褒める

教えてもらう時や何気ない会話の時でも、以上のポイントを押さえると効果的です。また聞き上手であることで、相談しやすい・話しかけやすい印象を与えることが出来ます。後輩からも気さくに話しかけられる、良い先輩になることが出来るでしょう。

まとめ

最初は仕事が出来ないイメージの愛されキャラですが、周囲としっかりコミュニケーションを取りながら着実に実力をつけていくことが出来ます。上から引っ張られ下から押し上げられる出世しやすい愛されキャラは、大器晩成型だとも言えるでしょう。愛されキャラの明るさやポジティブシンキングを取り入れて、志高く仕事に取り組んでみてはいかがでしょうか。

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