深層心理から読み解く!人見知りの原因と人見知りを克服する方法

あなたは知らない人と話すのが得意ですか?

ほとんどの人が「NO」と答えるのではないでしょうか。日本人の多くが自分は人見知りだと自覚しているそうです。そもそも人見知りとは、未知の相手から自然と自分の身を守ろうとする防衛反応。あなただけでなく、誰もが本能的に持つ警戒心の表れなのです。また、人見知りは良く言えば危機管理能力が高いということ。自己アピールが少ない=余計なことは言わないのでトラブルになることも少ないでしょう。

しかし、「もし自分が人見知りでなければ…!」と考えたことはありませんか?人見知りを克服出来れば、きっと今よりもっと人脈が広がり、多くの仲間に囲まれ、人生が明るく開けていくことでしょう。出来ることなら初対面から明るく積極的に接したい!と思っている人も少なくないはず。では何がその気持ちを抑え込んでいるのでしょうか。知らない人の前であなたを萎縮させる、人見知り克服を妨げる原因を探りましょう。

人見知りは大きく3タイプに分かれます。まずは自分がどのタイプかを確認しましょう!

タイプ 1「自信喪失型」

自分への評価が低く、ネガティブな思考に陥る傾向があります。自分自身に厳しい完璧主義者で、なかなか自分を認めてあげることが出来ません。また「人前で失敗してはいけない」「カッコ悪い姿を見せてはいけない」と無意識に自分で自分にプレッシャーを与えてしまいます。結果、余計緊張して本来の自分の力が発揮出来ないのも自信喪失型の特徴です。「こんな自分と話していてもきっと楽しくない」「会話が途切れるのは自分の責任」など、悪い方向への思い込みも強く「どうせ自分なんて…」という考えから人見知りを引き起こしてしまうのがこのタイプです。

タイプ 2「自意識過剰型」

とにかく相手からどう見られているかが気になる自意識過剰型は、誰かと話していても自分の意識は自分にしか向いていません。「どう思われているかな…」「変に見えていないかな…」と会話に集中することが出来ず、カッコばかりを気にした不自然な言動で自滅していくタイプ。相手からの評価を気にするあまり、会話がかみ合わなかったりコミュニケーションにぎこちなさが生まれてしまいます。また「カッコ悪い姿を見られたくない」「周りから良く思われたい」という気持ちが強く、失敗を恐れる傾向にあります。失敗を恐れるあまり相手とのコミュニケーションを避け、人見知りを引き起こしてしまうのが自意識過剰型です。

タイプ 3「優越思考型」

人より上の立場にいたい、有利な状況に身を置きたいという考えを持つ優越思考型。漠然とした自信と何でも出来るという万能感を持ち、自分はもっと社会から高く評価されるべき人間だと考え、自分の評価に対して無意識に不満を持つ傾向にあります。プライドが高く他人に否定されることを嫌い、ボロを出さないために自分から情報を話すことが少なく、集団の中では「口数の少ないおとなしい人」と捉えられやすくなります。相手が自分より上だと感じた場合は「自分は人見知りだから…」と相手と一線を引き、同じ土俵には上がらない、負け戦をしないのも優越思考型。自分は人より優れているという優越的な思考を守るために初対面から自分をオープンに出来ず、結果的に人見知りをしてしまうタイプです。

人見知りのタイプ別克服方法

自分と少しでも重なる人見知りのタイプはありましたか?人見知りをしてしまう人の深層心理はタイプによって様々。人間の思考のうち、自分自身が自覚している部分は10%程度だと言われています。その他の自分では気付くことない隠れた願望や欲求が、心の深いところから深層心理として”無意識”に影響を与えているのです。

人見知りをする人が心の奥底で考えていることを3つのタイプでまず確認し、深層心理を意識的に変えていきましょう。考え方ひとつで行動が変わります。人との接し方も変わります。全ては自分の気持ちと考え方次第。それでは見ていきましょう!

「自信喪失型」の人見知り克服方法

完璧主義から抜け出す

自信喪失型の奥に潜む完璧主義な一面が、自分の自信を失わせてしまう原因のひとつです。自信が無いのは、そもそも自分で自分を認めていないから。完璧主義者は何事も完璧を求めすぎて、何をどこまでやってもいつまで経っても自分を認められません。ついには「自分は何も出来ないダメな奴」というレッテルを自分で貼ってしまいます。自己評価が極端に低いのも完璧主義者の特徴です。以下の項目に当てはまるものが多いほど、完璧主義者の度合いが強くなる傾向にあります。

  • 今の自分に満足していない
  • 出来ないことがあると自分にイライラする
  • 曲がったことが嫌い
  • 失敗を引きずる
  • 他人の悪いところが目につく
  • 些細なミスでも許せない
  • 結果を出さないと意味が無いと思う
  • 思い通りにならないと気が済まない
  • 妥協はしたくない
  • 人に頼るのが苦手

向上心があることは本当に素晴らしいことですが、ほどほどにしないと自分の首を絞めることになります。人間ですから不完全で当たり前。機械ではないので失敗もミスもします。人は100点ばかりが合格ではありません。80点でも合格ラインとしましょう。完璧主義から抜け出して自分を認めることが出来れば、少しずつ自分に自信が持てるようになり、人見知りも克服に向かうでしょう。

ポジティブ思考を身につける

「どうせ自分なんて」という考えは捨てましょう。自分の中からマイナスの言葉や考えを排除することをおすすめします。人は1日に10万回の思考をしていると言われており、どんな思考を繰り返すかによって人格も変化していきます。そのうちのほとんどが、例えば自分の失敗を思い返すようなネガティブなものばかりであれば、自分に自信を持つことなど到底出来ません。

10万回の思考全てをポジティブに変えることは難しいかもしれませんが、日々の生活の中で些細なことでも前向きに捉えることでポジティブな思考が身につくでしょう。人見知り克服への第一歩として、自分の無意識の思考を意識してみてください。

相手も人見知りだと心得る

人見知りは誰もが本能的に持つ警戒心の表れです。あなただけではなく、基本的には相手も人見知りなのです。程度に差はあっても皆初対面は怖いもの。人は何か分からないものに対しては警戒心を抱きます。

知らない相手にそっけない態度や、少し冷たく感じる態度を取られても「相手も人見知りで、自分を上手く出すことが出来ていないんだ」と考えてみてはどうでしょうか。

自分から挨拶をしてみる

相手も人見知りだと心得た上で、あなたが警戒心を解いてあげる立場に立ってみてください。自信喪失型の人は、マイナス思考が影響してなかなか自分から行動することが出来ません。挨拶にしても「返答が無かったらどうしよう」という不安が自発的な行動の妨げになってしまいます。しかし相手も人見知りだと思えば、万が一返答が無くても自分の中でポジティブに受け止めることが出来ます。前向きに行動しやすいように、思考からポジティブに変えていきましょう。

「自意識過剰型」の人見知り克服方法

人の目を気にしない

実はあなたが思うほど他人はあなたを悪く見ていませんし、まずそこまで関心がありません。「変に思われたらどうしよう…」「良く見えているかな…」と評価を意識し過ぎる気持ちが表情や態度に表れると、相手の目にはかえって自信が無さそうに映るものです。

自分の見た目を気にすることや「見られている」という意識を持つことは大切ですが、外見を気にするのは準備の段階までにしておきましょう。いざ相手を目の前にしてから見え方を気にしても仕方ありません。もしあなたが自分に出来ることを全てやって初対面に臨んでいたならば、自信を持って相手に接することが出来るでしょう。

相手にどう評価されるかよりも、評価を気にするあまり会話に集中することが出来ず、相手と上手くコミュニケーションが取れないことの方が問題だと考えましょう。自意識過剰型の人の人見知り克服方法は、まず意識の矢印を自分から相手に向けることです。

自分に自信を持つ

自意識過剰型は「良く思われたい」「カッコよく(美しく)素敵でありたい」という思いが強いのですが、相手に自分の評価の全てを委ねがち。自分だけではなかなか自分の価値を見出すことが出来ないのです。その為、評価の対象として分かりやすいブランド品やお金、学歴などを重視しますが上には上がいくらでもいるので、また自信が持てなくなり人見知りに繋がってしまいます。

人から見れば、そこまで見た目を意識しているあなたは何の問題もありません。自分自身を過剰に意識するのはやめて、その分意識を自分から相手に向けましょう。自意識ばかりに気を取られていると、相手と上手くコミュニケーションが取れません。自意識から自分を解放することが出来れば、自然と人見知り克服へと向かいます。話の内容に集中し、相手に目を向けて会話を楽しむことが出来るでしょう。

失敗を恐れない

100人いたら、100人に好かれようと思っていませんか?人の数だけ好みがあります。好き嫌いがあります。あなたがどんなに意識しようとも、どうしようもないことだってあります。嫌われることもあれば、好かれることもあるという原点に立ち返りましょう。

人に嫌われる、悪く言われることもあるかもしれませんが、それは全員の意見ではありません。もちろんあなたのことを好きな人、良く言ってくれる人もいるはずです。最初から嫌われても良いという気持ちで臨む訳ではなく、もし自分のことを良く思わない人がいても気にしないように、楽に考えてみてはどうでしょうか。失敗を恐れずにコミュニケーションを楽しみましょう。

「優越思考型」の人見知り克服方法

人と比べない

優越思考型は、無意識に「この人より自分は上」「この人は自分より下」と脳内でランク付けをしてしまう傾向にあります。相手に負けたくない、自分が上でいたいという思いからつい人と自分を比べてしまいます。

優越感を保つために初対面から自分をオープンにしないことで、周囲から「おとなしい」「真面目」と言われる反面、当たり障りのない付き合いしかできず、打ち解けるまでに人の倍近く時間がかかっているのではないでしょうか。人と比べることをやめると心が軽くなり、自然と自分を出せるようになります。人には出来ること出来ないこと、得手不得手があって良いのです。比較をやめることが人見知り克服の第一歩。コミュニケーションを楽しんでみてください。

まとめ

例えば英語が話せるようになりたい、字が上手くなりたいと思ったら、話せる方法や上手く書くコツを頭に入れて出来るようになるまでひたすら練習しますよね。きっと人見知りも同じです。克服方法が分かったからと言って、一瞬で治るものではありません。原因を知り、考え方を変えて実際に人と接することで人見知りも克服に向かいます。

何事も、頭に情報が入っただけで克服できるなら誰も苦労はしません。しかし、自分の気持ちと心掛け次第できっと変われます。人見知りを克服して、良い人間関係を築いていきましょう。

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