統計から見る!コミュニケーションが苦手な人の割合と悩み別苦手克服方法

メールやメッセージアプリなどが普及した現代社会でも「会って話す」ことが人とコミュニケーションを取る最も一般的な手段とされています。自分以外の人とコミュニケーションを取る(人と会って話す)ことは、生きていく上で避けることは出来ません。しかし皆が皆コミュニケーションが得意という訳ではありませんよね。むしろあなたと同じように、コミュニケーションに苦手意識を感じて悩みを抱える人の方が多いのです。

この記事では、コミュニケーションが苦手な人の割合と、コミュニケーションが苦手な原因としてよく挙げられる悩み別の苦手克服方法をご紹介します。それではさっそく見ていきましょう!

コミュニケーションが苦手な日本人の割合は?

まずはコミュニケーションが苦手な人の割合から見ていきましょう。

総務省の調査では「コミュニケーションが苦手な人は全体の7割」という結果が出ています。周りの人はコミュニケーションに対する苦手意識が無く、上手くコミュニケーションを取っているように見えるかもしれません。しかし公的データにあるように、日本人の半分以上が「コミュニケーションが苦手」と感じているのです。コミュニケーションが苦手で悩んでいるのは、あなただけではありません!

多くの人が苦手に感じる「コミュニケーション能力」は後天的に身に付くもの。生まれてから今までの経験や失敗・成功体験、自身を取り巻く環境や周囲にいる人から刺激を受けながら少しずつ身に付いてきたものです。コミュニケーション能力は生まれ持つ才能では無いからこそ、「自分を変えたい」「コミュニケーションの苦手を克服したい」という気持ちがあれば誰にでも身に付けることが出来るのです。遅すぎることはありません。本人の意思次第でいつからでも変わることが出来るのです。

苦手克服チャレンジの前に知ってほしい!コミュニケーションの2つの方向性

「コミュニケーション」を辞書で引くと「社会生活を営む人間が互いに意思や感情、思考を伝達し合うこと」とあるように、自分以外の人との意思疎通を意味します。しかし、コミュニケーションには2つの方向性があります。一つは辞書通り、自分と他者のコミュニケーション。もう一つは自分自身とのコミュニケーションです。

コミュニケーション能力を向上させたいと思った時にまず押さえておきたいのが「自分自身とのコミュニケーション」です。

自分を卑下したり「何も出来ない」と思い込み、自信を無くしていませんか?自己評価があまりにも低いと、マイナスな考えが無意識に行動にストップをかけてしまいます。これではせっかくのコミュニケーションスキルも活かすことは出来ません。

自分自身とのコミュニケーションもキャッチボールが必要です。「あれも出来ない」「これも出来ない」「ダメな奴だ」と自分に対して一方的に否定ばかりせず、ネガティブな自分がいたら「大丈夫」「出来る」「あれは出来ていないけど、これは出来てる」と出来ないことより出来ることにフォーカスして褒めてあげましょう。苦手克服の第一歩は、自分とのコミュニケーションを取ることです。

自分を変える自問自答をしよう

人は1日に3万回も4万回も自分に質問を投げかけ、自分自身と対話しているそうです。自分自身とコミュニケーションが取れていない人は、脳内で無意識に繰り返されている自問自答のほとんどが、否定や反対などネガティブな結果に終わっている可能性があります。例えば初対面の人を目の前にした時の、2パターンの自問自答を読み比べてみてください。

  • パターン1

質問「初対面で打ち解けられるかな?」
答え「いやー無理でしょ。だって自分の話は面白くないし。きっと会話も盛り上がらないよ」

  • パターン2

質問「初対面で打ち解けるにはどうすればいいんだろう?」
答え「共通の話題が盛り上がるって何かで見たな…。上手く出来るか分からないけど、天気の話から切り出してみよう」

最初にどんな質問をするかによってその後の行動が変わります。きっとパターン2の方が、パターン1よりも初対面の相手と上手くコミュニケーションが取れるでしょう。そして、コミュニケーション苦手克服までにかかる時間もパターン2の方が短いと予想されます。

何万回もの自問自答全てを意識するのは不可能ですが、まずは自分自身と前向きにコミュニケーションを取り、過度なマイナス思考をストップしましょう。そうすることで自然と建設的な質問を投げかける回数が増え、自問自答の質が上がっていくはず。無意識の自問自答の質が上がれば、コミュニケーションの苦手克服という目標を達成する日がぐっと近付くことは間違いないでしょう。

コミュニケーションが苦手な人の悩み&克服方法

今回は、コミュニケーションが苦手な原因として多く挙げられる悩みを4つピックアップしました。悩みに沿って実際に使えそうな苦手克服方法をご紹介していきます。自分と重なる悩みがあれば、苦手克服方法を実践してみてくださいね!

悩み1「目が合わせられない」

コミュニケーションを取る時に欠かせないアイコンタクト。「目は口程に物を言う」ということわざがあるように、目には感情や考えている事などが顕著に表れます。目が合わないと「自信が無さそう」「落ち着きが無い」という印象を抱かれやすく、あまりにも目線が合わないとコミュニケーションにも支障が出てしまいます。「コミュニケーションに必要と分かっていても難しい…!」という人に、自然に目線を合わせる為の4つのポイントをご紹介します!

1.目の周りを見る

緊張や苦手意識のある中で「相手の目を見て話すなんて無理!」という人もいるはず。まずは相手の目の周りに目線を向けることから始めてみましょう。直接目を見ようとするよりも、ストレスは少ないはずです。例えば眉間・額・鼻などが、目から近いパーツですね。目の周りに目線を向けると相手は目が合っているように感じるそうです。

2.目線は適度に外す

コミュニケーションに目線を合わせることは欠かせない!とご紹介しましたが、目線を合わせ過ぎるのも考えものです。目線が全く外れないと相手は威圧されているように感じ、かえって話し辛くなってしまいます。話を聞いている時は適度に目線を外しましょう。ポイントは縦に目線を外すこと。横に外すと「話に興味が無い」「聞く気が無い」と受け取られることがあるので注意です。

3.要所要所で目線を合わせる

自分が話している時なら、伝えたい言葉や重要なフレーズを言う時に意識的に目を合わせると相手に伝わりやすくなります。逆に話を聞いている時であれば、相槌やリアクションを取る時に目を合わせると「話をしっかり聞いています」というアピールになります。要所要所で目線を合わせることを意識しましょう。

4.句読点を意識する

話す言葉の中にも「、」「。」に当たる文章の切れ目があるはず。自分が話している時、伝えたい言葉や重要なフレーズの時以外はいつ目を合わせれば良いか分からない人は、句読点を意識してみてください。目を合わせすぎることも逸らし過ぎることも無く、自然に話が出来るはずです。

悩み2「とにかく緊張する」

「人と接するというだけでとにかく緊張する」「どきどきする」という人は、相手も同じだと考えてみてはどうでしょうか。特に初対面であれば相手の情報が無くどんな人間かも分からない状態ですから、不安や緊張もあり警戒心もありますよね。誰しも未知の人間から自分を守ろうとする防衛本能が自然と働くのです。程度に差はあれ、それは相手も同じこと。

しかしその警戒心や見えない壁は「笑顔」で取り払うことが出来ます。緊張を解きほぐす笑顔の効果を利用しましょう。人と接する時に緊張する人ほど、嘘でも笑顔を作ってみてください。不自然でも笑顔に似た形の表情を作ることで、脳は笑っていると判断し、楽しいと感じる脳内物質を分泌してくれます。嘘で作った笑顔が、いずれ本当の笑顔に変わるのです。笑顔で接することで、相手の緊張を解いてあげる側になってみてはどうでしょうか。

悩み3「思っていることを言葉に出来ない・上手く伝わらない」

思っていることをあれもこれもと話している内に、結局何が言いたかったのか自分でも分からなくなるという人は結構います。話したいことがある時は、5W1Hや起承転結を使って頭の中を整理しましょう。「結論、〇〇を言いたい。なぜなら理由は…」と組み立ててみるのも効果的です。漠然とした考えを「話してみたら伝わるだろう」と無計画に話し始めると、結局自分が何を言いたかったのか分からなくなってしまいます。

頭で考えていることを伝わるように話す為には、まずは話したいことを自分で理解すること。自分が分かってもいないことを、他人に説明することは出来ません。なぜ?どうして?何を?…と自問自答を繰り返し、考えを深め、まとまった考えを文字にしてみたり声に出すなどしてアウトプットすることで思考は言葉に変わります。面倒な作業ですが、まずは考えをまとめることから始めてみてください。

悩み4「すぐに会話が途切れて沈黙になる」

会話が途切れる原因を「自分の話が面白くないから」だと思っていませんか?自分の話で会話を盛り上げよう、相手を笑わせようと頑張るのではなく、相手に楽しく話してもらうことで会話を盛り上げる方法もあります。

話に合わせた表情で相槌を打ち、相手の話に対する興味関心を伝えましょう。人は自分の話に興味を持ってもらえていると分かると益々話したくなるものです。相手が「もっと話したい」と思えるような聞き方が出来れば、一つの話題が長く続き、会話がすぐ途切れるということも無くなります。会話がすぐ途切れると悩む人は、聞き上手を目指してはどうでしょうか。

まとめ

コミュニケーションはお互いが”伝え合う”キャッチボールをする必要がある為、自分が一方的過ぎても消極的過ぎてもコミュニケーションは上手く取れません。まずは自分自身と前向きにコミュニケーションを取り、相手に集中してコミュニケーションを取れるような心の環境を整えましょう。そしてコミュニケーションの苦手を克服する為には、何よりも場数を踏むことです。対人コミュニケーションに対する苦手意識は、人と接することで取り払われていきます。一つでも、少しでも、今日から行動を起こしましょう!

こちらの記事もご覧ください⇒仕事でのコミュニケーションの苦手を克服する為に実践すべき14の方法

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